大きい、面積が広い落雪修理はお引き受けできません。
ルーフ(屋根)のヘコミの大きさに関わらず『室内から手で押し出さない』でください。
裏から手で押すと『ボコッ』と戻る場合がありますが間違った位置や強さで押してしまい、鋼板が伸びたり余計な損傷が発生します。
また『大きく凹んだ状態を確認することで施工に重要な情報』が得られます。
場合によっては修理不可になることもありますので『必ず凹んだままの状態で』ご来店ください。
落雪被害は広範囲、または特大のヘコミがほとんどです。施工にかなりの時間が必要となり、軽度の落雪修理でも採算が取れないのが正直なところです。
また、損傷の度合いによって提供できる仕上がりが異なります。実車を見ながら直接オーナー様と仕上がりや施工の説明、費用の相談等が必要となります。
落雪修理は雪国に店舗を構えるデントリペア専門店として施工させて頂いております。
※以上のことから『落雪修理は一般のお客様限定』とさせていただきます。
当ページ上部のメニュー『ご予約・お問い合わせ』からご連絡ください。
※ご連絡時、『落雪修理』とお伝え頂けると助かります。
下記の施工例も是非、ご覧ください。
日産モコの落雪修理です。この程度の落雪被害であれば再塗装をしないデントリペアが最適です。(TRUSTデントリペア工法で修理しています)
初めて新車で購入されたそうで事故歴(修復歴)を付けずに大事に乗りたいというご要望でした。
R形状(丸い部位)やプレスラインもきっちり修復しています。塗装割れが無かったので磨きとコーティングを施工して完成です。
アルファードの落雪修理です。こちらは車両保険が無く予算内で『パッと見』程度まで直らないかというご依頼です。ディーラーや修理工場では屋根交換でなければ引き受けられないと断られたそうです。
保険修理であれば当店でも屋根交換をお勧めする損傷です。他社様での交換お見積りは40万前後だったそうです。今回は前方の大きなヘコミのみを修理します。
天井トリムを外します。脱着時に内装を傷めないよう高品質の工具を使用しています。劣化したクリップ等が破損した場合はメーカーから新品を取り寄せて交換しています。
粗出しの状態です。凹凸が見やすいように右の画像は暗くしています。適切な工法での粗出しで、必要な個所を必要なだけ、鋼板に極力負担を掛けないようにしています。前方部より後ろの方が目立ちますね。もちろん『パッと見』まで修理するのでこの状態で納車したりしません。
※裏から手で押した場合、鋼板が伸びたり余計な折れが発生しリペア不可になる場合があります。修理を依頼される場合は必ずそのままの状態でご来店ください。
完成です。当店の基準で『パッと見』まで仕上げてみました。屋根切断も鈑金塗装もしていません。
お客様の『予算内での修理』としてはデントリペアが最適だったのではないでしょうか。
後方のヘコミや歪みはサービスです(目立たない程度に直しています)
裏側の施工前と施工後です。ルーフパネルにはフレーム(骨)が数本あり、落雪で押されて折れ曲がっていました。右の画像の骨と鋼板の隙間はそれだけ凹んでいたということです。計測すると約6センチも隙間がありました。この後、骨も元の位置に修正しています。
フロントガラス付近の裏側です。鋼板を元の位置まで戻すとどれだけ凹んでいたかよく分かります。こちらの隙間もきっちり修正しています。
ルーフパネルと骨部分はシーリングで接着されていますが落雪時に外れています。隙間を修正後、車両専用のシーリング剤を施工しています。
塗装が割れて錆が発生していた箇所は錆を落としタッチアップします。市販のものではなく自動車修理用の塗料を調色し、硬化剤を入れてからタッチアップします。
ルーフ交換となれば修理費用が高額になってしまい、実費ですと特に大変です。デントリペアであれば『フルクオリティ』でも『パッと見』でもご予算に応じて修理可能です。
※車両保険を使用時は『フルクオリティ』、実費修理は『パッと見』といった使い分けも可能です。
落雪被害は落下物(飛来物扱い)なので車両保険を適用しても『1等級ダウン』だけです。通常の自損事故は『3等級ダウン』ですので非常にお得です。(実費での修理もお任せください)
ルーフ切断をしないので修復歴が付かない為、車両価値をそのまま保てます。
もし今後、中古車として売却する際も査定に影響せず、とてもお得です。
デントリペアはパテや再塗装をしないので、後々パテ痩せで歪みが発生したり衝撃が加わった際にパテが割れたりすることがなく、鋼板の特性はそのまま保てます。
へこみに塗装割れがあり、板金塗装での修理が必要だがパテを極力入れたくない...
そのような修理もお任せください。鈑金塗装の前にデントリペア工法で粗出しを行いパテの使用量を最小限に抑えます。
溶接機での引き出しや絞りを行わないので裏焼けもなく仕上げます。(非加熱で作業します)